秋川雅史 "千の風になって" Rapidshare PVを無料試聴配信

リズム、曲ありきの歌を聞き慣れてしまっていたのか、最初はこの歌の独特の歌い回し方に少々違和感を感じていました。
もう少し曲に合わせた歌詞の作り方、クセの無い歌唱法等があったのでは？　とも思いましたが、
何回も聴くうちに次第に慣れ、むしろ綺麗にまとめすぎていない素朴な魅力がこの歌にはあるのだなぁと。
かなりセンチメンタルな歌ですが、そう言う意味では、あまり購買者に媚びを売らない曲作りがなされてきたのではと感じます。

”死”のとらえ方は人それぞれですが、それを見送る側に悲しみが無いという事は決して無いでしょう。
ですが、見送られる側には「いつまでも嘆き悲しまないで」という思いが必ずある筈です。
大切な人々の死は生きていく上では決して避けては通れませんが、
いずれは自分も死に、その死が誰かのつらい思い出になる時が来る。
残された者ではなく、”残された者達への想い”を歌った本作は、
そんな当たり前のことに気付かせてくれる作品だと思いました。

ちなみに本作の曲順は１ 千の～、２ 千の～（カラオケVer）、３ リンゴ追分となっていますが、
当然通して聴く方が多いでしょうし、２のカラオケVerはリンゴ追分の後に収録した方が良かったのになぁと思いました。

	秋川雅史 「千の風になって」

PV 「千の風になって」秋川雅史

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秋川雅史「千の風になって」（紅白の映像）